医学生の平凡な日常 ~部活・バイト編~

こんにちは! Edgarです!!! 更新が少し遅れてしまい申し訳ございませんでしたm(__)m

 

さて、このシリーズは3回目~部活・バイト編~となります! 医科歯科は学生数が1学年300人にも満たないのに、部活・同好会の数は50以上あり、意外と課外活動が盛んなんです! また、部活や旅行、友達とご飯に行ったり遊んだり… と、大学生活はお金がかかるもの。医科歯科の医学生はどのようなバイトをしてお金を稼いでいるのでしょうか?

 

 

 《部活》

 

Edgarが勝手に分類するとすれば、医科歯科の部活は大きく「運動系」「文化系」「勉強系」の3つに分けることができます。まあどこも大体そんな感じだと思います。

 

「運動系」

ボート、躰道、柔道、剣道、弓道、硬式テニス、ソフトテニス、野球、卓球、ラグビー、男子バスケ、女子バスケ、サッカー、男子バレー、女子バレー、スキー、水泳、ワンゲル(山岳)、バドミントン、ハンドボール、ゴルフ、陸上、スキューバ、アメフト、フットサル、ダンス、ヨット など…

 

ほぼ全ての運動部にとって最も重要な大会、それは東医体です。東日本医科学生総合体育大会の略で、東日本の医学部36校が参加して行われる大規模な大会です!

 

東医体の運営は各大学の持ち回りで行われ、その大学は「主管校」と呼ばれています。なので、今年は福島、来年は北海道…というように、行われる場所が変わっていきます(硬式テニスなど一部の競技については、毎年場所が固定されています)。スキーなど一部を除き東医体は夏に行われますが、この期間には授業や実習を入れないよう、大学側が配慮してくれることが多いようです。

 

なぜ医学部だけの大会があるのか。その理由は大きく2つあります。

一つは、他学部の部活と同じ土俵では戦えないから。他学部であれば「全休」「空きコマ」といった時間に練習をすることが出来るかもしれませんが、毎日1限、実習が週○日…という医学部の過酷なスケジュールの中で、練習時間を捻出するのは難しいのです…

もう一つは、医学生同士の交流を深めるため。医者の世界は、タテの繋がり、ヨコの繋がりがものを言う部分もかなり多いです。そんな中で、他大学の学生と交流できる東医体の機会は、ひょっとしたら将来のキャリアにも関わるような大切な出会いの場にもなるのです。

 

とはいえ、他学部も参加する大会で成績を残す部活もあります。医科歯科では、過去にオリンピック選手も輩出したボート部が、全国規模の強豪として知られているんですよ。

 

…かくいう私、実は文化部で東医体などに参加したことがございません! 夏休み明け、友人の遠征話を聞くのを毎年楽しみにしておりますが、今年は研究室期間、みんなに会いづらいのであまり話は聞けなさそうです(´;ω;`)

 

「文化系」

お茶管(オーケストラ)、コーラス、美術、写真、茶道、演劇、MJD(軽音)、ジャズ研、SSIA(国際交流サークル)、ピアノの会、アカペラ、棋道、競技かるた など…

 

運動系に比べれば種類は少なくなってしまいますが、それでも皆の興味をカバーするには十分な数があるのではないでしょうか。

 

特にクラシックからジャズ、ポップスなど、音楽系の充実具合は目を引くものがあります。中でもお茶管は、お茶の水女子大などと合同で活動しているためかなりの数の部員が所属しています。

 

Super Global Universityに認定されている我らがTokyo Medical and Dental University(TMDU)には、多くの外国人・留学生が所属しています。そんな彼らと交流をはかっているのがSSIA。留学生のお世話や観光案内などもしているようです。

 

「勉強系」

TESSO(救急医療)、iPag(プライマリケア)、精神医学研究会 など…

 

単に遊んでばかりいたり授業の勉強だけしたりするのではなく、医学に自主的に触れにいこうとする意欲ある学生の集まり。と書くとスゴそうでちょっと近寄りがたい人たちなんじゃないかと思われがちですが、全然そんなことはなく、気軽に楽しみながら勉強している人が多いようです。各団体とも熱心にワークショップや勉強会を開催していて、学年ラインにはお知らせがよく流れてきます。

 

私の印象では、このような学内の勉強会だけではなく、他医学部、他学部、他業種の人たちと連携した、外部の勉強会に所属している人も多い気がします。そういう人たちは本当に意識が高い。よく両立できるなと思うし、かなり尊敬しています。

 

 

《バイト》

 

続いては医学生のバイト事情! こちらは実際のアンケートを基に紹介していきます。

 

○教える系

医学部に合格した頭脳を活かして、高時給の家庭教師・塾講師をやる人が多いようです。

家庭教師の時給は、個人契約であればかなり高い。私の感覚では3~4千円はザラで、5~6千円になると「いいなぁ~」という感じ。今まで聞いた中では1万円が最高でした(;´・ω・)

塾講師は大きく集団と個別に分かれますが、どちらかというと、医学部受験生に特化した塾で個別指導をする人が多い気がします。こちらも2~3千円の時給が見込めておいしいですね。また教師ではなく、チューター業務(受験生の相談に乗る)をやる人も結構います。

頻度は週2回程度の人が多いですが、中には週5回という強者も。

 

○採点・添削系

模試や医系塾の採点・添削バイトも、医学生の中では典型的。塾講師だとスーツなど服装の指定がある場合があり、そういうのが面倒くさいと感じる人に人気です。採点する時間や場所は自由なことが多いので、授業の合間(や授業中…)に片付けている人が多いです。

報酬は、時給というよりも何枚採点したかで決められることが多いようです。

 

○出版社での校正作業

世の中にあふれる医学書の校正を、医学生が手伝うというバイトです。結構珍しい部類に入るのではないでしょうか? 

医科歯科生がたくさん働いているのは、表参道にあるMedic Media社。医学の入門として医学生の中ではバイブル視される『病気がみえる』シリーズの出版社です。

時給はやはり高め(正確な額は分かりませんが…)、頻度は人によってまちまちで、月5~10回ほどという人が多いようです。

 

○飲食店の店員

ごくごく一般的なやつですね。

 

その他に、海外経験がある人から翻訳・通訳業務に携わっているという回答もありました。

 

 

今回は医学生の部活・バイト事情についてでした! それではまた!

 

  『Pont』編集委員会では、ご意見・ご感想・ご質問をいつでもお待ちしています!
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医学生の平凡な日常 ~趣味・休日編~

 

こんにちは。ふじたです。

 

前の企画で自転車を漕いだわたくし。

今年の夏休みも、当然のごとく自転車を漕いでおりました。

 

10日間1000キロくらい旅の果てに、健康なおしりと生来の美白は尊い犠牲になってしまいましたが、なんだかでっけえものを得られた気がします。優しい人になりたい。

 

皆さんも自転車乗ってみてね。

 

 

はてさて、今週は「医学生の平凡な日常」最終章、趣味・休日の過ごし方編でございます。

 

今回もアンケート結果を見つつ、ばんばんしゃべっていきますか。

 

ほな、いくで!

 

 

 

《Q:趣味は何ですか?》

A:『Amazonで買い物』

 

趣味なんですかね。これって。

まあアマゾン便利だし、よしとしましょうか。

ぼくも今朝、サンダルをポチりました。

 

実は最近まで自分のクレカを持っていなかったので、アマゾンで買い物できなかったんですよね。

 

楽天カードマンほんま感謝。

 

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A:『睡眠』、『空き時間があれば寝ている』、『_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…

 

んん~。眠いもんね~~。

空き時間あったらそりゃ寝ちゃいますわ。うんうん。

 

ぼく、中学生までは休日は12時くらいまで余裕で寝ていられたんですけど、この頃自然と起きれるようになってきました。

 

大人になったなあ。

 

ちなみにぼく、昼寝がちょっと苦手なんすよね。

なんか昼寝するとよく怖い夢見るんです。

怖すぎて全身汗だくで飛び起きるみたいなこと結構あります。

 

みなさん、こういうことないですか?

 

ないですか。そうですか。

 

 

 

 

てかこれ趣味じゃなくね?

 

 

 

 

 

A:『アマゾンプライムで映画・アニメを見る』、『映画館に行く』

 

アマゾンプライムはむちゃくちゃ便利。

PS4アマゾンプライムを利用し始めてから、レンタルビデオ屋にめっきりいかなくなりました。

 

もち、ぼくも映画大好きです。

てか、映画嫌いな人っているんでしょうか。逆に。

でも映画は好きだけど、映画館が嫌いみたいな人はいますよね。まあそんな人たちも包み込んでくれるアマゾンプライムは、大正義。

 

Netflixもいいですよね。すき。

 

ちな、みなさんカメラを止めるな!」見ましたか?

くそ面白いっすよ。

映画館で大爆笑できる激レア映画です。

まだの人はアマゾンプライムに来るのをおとなしく待っててください。

 

 

アマゾンプライムにも入っていない人たち、、、

 

 

 

 

 

どんまい♡

 

 

 

 

 

A:『スマホゲーム』、『ずっとゲームしています』

 

やってる人、周りにたくさんいますね~。

ぼくはスマホゲームはあんまやらないたちですが。

PS4とか3DS とかのゲーム機がある系は、エグいくらいやるんですけどね。

 

スマホゲーで唯一やっているのは「ドラクエライバルス」っていう、ドラゴンクエストのカードバトルのゲームくらいです。

ふじたでやってますので、もしよろしかったらフレンド申請よろしくです。

待ってます。

(現在フレンド登録2人)

 

シャドバはやってません。

 

 

A:『Twitter、インスタにはりついています』

 

SNSも時間吹き飛びますよね。

フツーにおもろいし。

僕はめっぽう見る専門で、監視カメラのように世の中をジロっと観察するのが楽しいタイプです。

投稿とか始めたら、もっと時間がぶっ飛んでいくんでしょうね。

怖くて投稿なんでできませんわ。おそろしや。

 

 

 

あ、ブログは書きますよ。

別腹ってやつです。

 

 

A:『音楽鑑賞』、『楽器の演奏』、『最近ドラムを習い始めました』

 

音楽鑑賞、大好物です。

楽器とかリコーダーしかできないですけど、音楽は大好きです。

 

Spotifyの有料会員になって以来、音楽の質と量がエグいです。オヌヌメ

あと、兄の影響でHipHopとか昔からよく聴いていたのですが、最近は幅広く聞くようになってきました。これもSpotify有料会員のおかげ。

 

ほんで、楽器の演奏出来る人とかすごいですよね。

しかもこの方、ドラムを習い始めたとかめちゃくちゃかっこいいじゃないすか。

やっぱ、バンド組むならベースかドラムですもんね。

リコーダーしかふけませんけど。

 

分かってらっしゃるう!

 

 

A:『FreeWiFi探し

 

え!今っぽい!!

すごい今っぽい!!!!

 

みなさんもぜひ、ナウでヤングなFreeWiFi探し、やってみてはいかがでしょうか???!!?!?!!!

 

なにこれ

 

 

A:『YouTubeでスポーツ観戦』、『YouTubeはズットモだよ!』

 

でました、YouTube

どんな動画もありますからね。見ない手はないですよ。

 

みなさんはYouTubeではどんな動画を見ますかね?

 

ぼくは、釣り・アウトドア・ゲーム実況・スポーツまとめ・ミュージックビデオなんかをよく見ますね。

こうして書き出してみると、ほんとなんでもあるんですね。YouTubeって。

 

みなさんもYouTubeを見るときは、部屋を明るくして、画面から離れてケータイがWiFiに接続されているかよく確認した上で、見るようにしましょうね。

 

通信制限、許すまじ。

 

 

A:『手芸が趣味です』

そうそうこれこれ!

こういうのを待ってたんですよ、ぼくは。

手芸って今まで出てきたやつの中で、一番趣味っぽくないですか?

ありがてえ~。

 

それにしてもやっぱり自分にできないことができる人ってかっこいいですよね。

手芸すごい人も、素直に尊敬です。

ぼくも手先が器用になりたい。

 

ちなみにぼくの手芸人生は、小学校6年でドラゴンのデザインの入ったエプロンを作ったところで止まっています。

 

↓参考画像:こういうやつです。これ見て懐かしくなった人。ばり同世代です。なつかしいね。

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A:『筋トレ』

趣味筋トレ。勇ましいね。

漢の中の漢。

好きな筋トレは何でしょう。

聞きたいことがたくさん。

効かせたい筋肉もたくさん。

この人とは筋肉で語り合えそうです。

 

筋肉万歳。

 

ちなむと、医学生の中にもムキムキな人って結構いまして、有名な人だとマッスル北村さんとかは、かつて当大学に在学していたこともあるほどです。

 

マッスル北村が気になった人は、今すぐ検索やで。

 

(日本のボディビルディング界における伝説的な人らしいです。)(小声)

 

 

まあざっと趣味に関してはこんな感じですかね。

なんか趣味っぽい趣味が少ない気がしますが、趣味なんて大概そんなもんです。

 

ぼくはけっこう多趣味な方なので、「だよね~~~」ってなることが多くて楽しかったですね。

将来の夢はタモリです。

 

 

 

 

ほいじゃ続いて、いってみよっ!

 

 

《Q:休日は何をして過ごしますか?》

A:『バイトしています』

 

あゝバイト。

休日にバイト。。。

 

そういう日はつらくなります。

この方のそんな気持ちがノーパソのディスプレイ越しに伝わってきます。そんな朝方。

 

たくさんお金稼いで、たくさん遊べるといいですね。

 

 

A:『部活』、『試合でだいたい休日はつぶれます』

 

分かります。それ。すっごい分かります。

ぼくは運動部を2つ兼部しているので、シーズンに入ると毎週末が練習と試合で吹っ飛んでいってしまいます。

 

まあ楽しいからいいんですけどね。

 

 

A:『家でゴロゴロ』

 

|          ゴロゴロゴロゴロ

| r'⌒ X ⌒ X ⌒ X ⌒ X⌒ヽ   ⊂゙⌒゙、∩
|ヽ__乂__乂__乂__乂__ノ   ⊂(。Д。)

 

 

A:『睡眠』

 

 

_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…

 

 

 

A:『自主学習しています』

 

はえ^~~~~~~。

 

すっげえ。

 

もう休みの日に勉強なんてしなくなりましたね。

 

 

いいんですよ!勉強はテスト前だけで!!

 

きっとね…(遠い目)

 

 

 

A:『料理したりランチに行きます』、『飲みに行く』

 

はいでました。正解です。

ぼくも休日には料理とかします。

料理し始めたのは大学生になってからですが、工作みたいで楽しいですよね。

 

飲みにもよく行きますが、ランチとか居酒屋でしか食べたことないっすね。はい。

 

誰か今度、お洒落なとこつれてってください。。

 

 

 

 

以上、医学生の休日の過ごし方でした。

 

 

とまあ、みなさんあまり輝かしい休日を送っているようではないのですね。

まあそれはそれで楽しいんです。

いいんですよ。本人がよければ。

 

 

え?なに?

大学生のくせにキラキラしてない??陰キャだろ???

 

 

 

 

 

 

ほっとけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか寂しいので、最後に僕のおすすめの漫画を勝手に紹介して終わりにしようと思います。

 

『バスルームのペペン』

 

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ヤンジャンで週刊連載していた本作品は、いまではヤンジャン!という公式アプリの方に移籍し、電子連載をしています。

 

かわいくて面白いので、みなさんぜひ読んでみてね。

 

感想まってます。

 

 

 

以上、ふじたでした。ではでは~。

 

 

 

 

『Pont』編集委員会では、ご意見・ご感想・ご質問をいつでもお待ちしています!

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医学生の平凡な日常~勉強編Part2~

こんにちは!!

グランマです。今回は、前回に引き続き医学生の勉強事情についてお話していこうと思います!

前回は1から3年生までの低学年についてご紹介しましたね。

今回は高学年編!!

 

例によって、今回も東京医科歯科大学のカリキュラムに則っておりますので、少々独特な部分もございますが、それも併せてお楽しみいただければ幸いです。

【4年生】

さて、4年生。臨床を学び始めて2年目の年です。

4年生には、大きなイベントが控えています。

それは、

「CBT」と「OSCE」という二つの試験!!

CBTは「Computer Based Testing」、OSCEは「Objective Structured Clinical Examination」の略です。

いずれも、5年生から始まる病院実習の資格を得るために必要な試験です。

自動車学校で路上教習に行く前に、仮免試験というものがありますよね。それに近いものだと思ってください。

CBTはコンピューターを用いて行われる学力試験、OSCEは実技試験です。

これは医科歯科大学に限らず、すべての大学の医学生が受ける必要がある試験です。ただし、その時期は大学により微妙に異なっています。

これに加え、医科歯科大学では「プロジェクトセメスター(通称プロセメ)」という、医科歯科特有の制度もあります。

これは、4年生の6月から11月の約半年間、学内外の研究室に配属されて集中的に研究を体験するという制度です。

この間、授業は一切ありません。プロセメ期間の最後にはポスター発表があり、全員が自らの研究成果を発表します。

 実はわたくしグランマも現在4年生でして、とある学内の研究室にお世話になっています。

配属される研究室は国内にとどまらず、海外の研究室で頑張っている子もいます。

CBTとOSCEがあるため、4年生は大変な年です。しかし、プロセメの間は自分のペースで興味のあるテーマを研究することが出来ます。

全科目必修が原則で、スケジュールの詰まった6年間の中で、最も自分らしく過ごせる半年間といえるかもしれません。

はあ、CBT。。。心配だなあ(本音)

 ちなみにCBTの勉強の仕方も紹介したかったのですが、医科歯科は他の大学に比べてCBT/OSCEの時期が遅い(2月)ため、勉強を始めている人は少数派だと思われます。いつかこのブログで紹介できたらいいなと思います!!

【5年生】

5年生からは、いよいよ病院実習が始まります!

皆さんも、病院で学生を見かけたことがあるかもしれませんね。

よく、「将来は何科のお医者さんになるの?」と聞かれることがありますが、実際に専門を決めるのは5,6年の実習、さらに卒業後の初期研修を終えたあとです。

病院での実習や研修で経験を積みながら、自分の将来に関するビジョンを固めていくのです。

ちなみに、授業は4年生の前半(プロセメが始まる前)までは学年全員で受けるのが基本ですが、プロセメ後からは少人数のグループ(実習班)で受けることが多くなります。

講義も実習の一部という扱いなのですね。

ちなみに、現役五年生に聞いてみたところ・・・

Q.講義/実習中の過ごし方は?

A1.講義は割と真面目に聞いたり、一方で寝たりしていることも。実習は効率よく必要なところはしっかりとって感じです

A2.先生を質問攻め、発表やレポートの準備

 

 

【6年生】

6年生は最終学年。皆さんお察しの通り、国家試験及び卒業試験に向けて死に物狂いで勉強する年です。

勉強方法は人によって様々なようですが、国家試験対策の予備校が存在するため、そちらの教材(映像授業やテキスト)を使うことが多いみたいです。

 

医学部は「偶数年がきつい」といわれています。

6年間の間、安らぎと苦しみが交互にやってくる感じですね(笑)

 

さて、勉強編、いかがだったでしょうか?

皆さんのイメージ通りでしたか?それともイメージより大変?楽そう?

いずれにせよ、医学生たちはみんな、シケタイ制度や内職など、自分たちで効率を追求しつつ6年間を乗り切っているのです。

もし今度病院にかか行くことがあったら、担当医師の学生生活について想像してみるのも楽しいかもしれません。

 『Pont』編集委員会では、ご意見・ご感想・ご質問をいつでもお待ちしています!

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医学生の平凡な日常~勉強編~

こんにちは!グランマです。

大学生は現在夏休み真っ只中!!それは医学生も例外ではありません。

部活の大会、旅行、合宿、帰省、みんな思い思いの楽しみ方をしています。

さて、今回は、医学生の「勉強」についてお話していきます。夏休み中の我々にとってはある意味最も嫌なテーマかもしれませんね(笑)

では早速、学年別に紹介していきます!

東京医科歯科大学のカリキュラムに基づいてご説明いたしますので、ご了承ください。

【1年生】

他の学部と同様、医学部にも「教養」という授業があります。

医科歯科では、1年生は教養を中心とした授業を受けます(大学によっては、教養がなかったり、2年あったりするみたいです)

科目は数学や英語、第二外国語などの必修科目、歴史学や芸術、宗教学等から選択できる人文科学科目、そして自由選択科目があります。

成績の付け方は科目により、試験だったりレポートだったり。

選択科目が多く、のびのびと好きなことを勉強できるのが1年生の特徴です。

さて、そんな1年生たちははどんな風に授業を受けているんでしょうか。

現役1年生に聞いてみました!

 

Q.普段の授業中の過ごし方は?

A1.普段は授業を聞いているが、期日の近い課題があれば、内職することも・・・

A2.暇なときはタイピング練習をしながら聞いています

1年生もそろそろ入学してから初めての夏を迎え、 余裕が出てきたようですね。

ちなみにこの「タイピング練習」とは、必修科目の情報処理で課されるタイピング試験の対策のことです。なかなか厳しい試験で、ある意味医科歯科の1年生が最も恐れる試験かもしれません(笑)

 

【2年生】

2年生からはいよいよ専門科目を学ぶことになります。

2年生で勉強するのは解剖学や生理学など、「基礎科目」と呼ばれる科目です。

病気のことを正しく理解するためには、まず正常な体の仕組みを知らなければなりません。そのために勉強するのが基礎科目です。

 一般的に、2年生は医学部で最も厳しい年と言われています。

1年生の教養では選択科目と必修科目とがありましたが、2年生以降は基本的に、医学部の授業はほぼ全科目必修になります。

つまり、1科目でも落とせば留年。

さらに、半数規定というものがあり、半分以上の科目で本試験を落としてしまえばその時点で留年が確定してしまいます。

2年生は解剖自習をはじめとするきつい実習が多く、さらに試験も厳しいため、6年間で最も留年者数が多いのが普通です。

この厳しい1年、現役2年生はどう乗り切っているのしょうか?

Q.テスト勉強のやり方は?

A1.テスト1週間前からシケプリと過去問集で勉強

A2.だいたい2、3週間前からシケプリと講義資料を読み、10日前からは問題集や過去問集を周回します

 

さすが2年生、かなりしっかり勉強していますね!

ところで、「シケプリ」だの「問題集」だの、、、なんのこと?という感じですよね。

ここからは、医科歯科に代々伝わる(?)、「シケタイ制度」について少し紹介していきたいと思います!

シケタイとは、試験対策委員の略。委員といっても、基本的に学年全員が所属します。

シケ長と呼ばれる委員長が科目ごとに学年全員をすべての科目に割り振り、さらに授業ごとに担当学生が割り振られます。各学生は、自分の担当授業を分かりやすくまとめたプリントをつくり、試験に出そうなポイント等を整理して全学年に共有します。このプリントを「シケプリ」といいます。

各科目にはそれぞれ「科目長」というリーダーが割り振られおり、試験対策の方針を決めています。科目長によってはよく出る問題をピックアップした問題集を作ったり、予想問題を作成したりすることもあります。

学年全員で協力して試験に取り組む制度、それがシケタイ制度です。

(これはもちろん学生が主体となって行ってきた制度であり、大学側は一切関与していません。)

さて、少し脱線しましたが、次の学年について紹介します!

 

【3年生】

厳しい試験を乗り越え、進級できれば3年生。

3年生で学ぶのは循環器、呼吸器などの臨床科目です。

臨床科目で特徴的なのは、「ブロック講義」と呼ばれる講義形式です。

1~3週間(科目により期間は異なる)、ひたすら一つの科目の授業を受け続けます。この一連の講義を、循環器ブロックとか呼吸器ブロックなどと呼びます。

試験はブロックの最終日に行うのが普通です。

 

ブロックは1週間であることが多く、毎週のように試験があることになります。

えっ、それって2年生よりも大変なんじゃないかって?

ところが、そうでもないんです。3年生は6年間で最も楽な学年だと言われているくらいです。

1か月分の内容を試験の2週間前から勉強するのと、1週間分の内容を試験の前日から勉強するのとでは、後者の方が楽なんですね。

また、毎週試験があるため、だんだん慣れていき、試験のストレスが軽減されていきます(笑)

さて、そんな3年生に試験対策について聞いてみると・・・

Q.テスト勉強のやり方は?

A1.試験の3日前くらいから過去問を解き始める。その際シケプリや講義スライド、自分のノートなどを活用する

A2.本試にて問題を精一杯覚える

 

当然ながら、2年生に比べて準備期間が短くなっていますね。

使用する教材はやはりシケプリが中心ですが、3年生からは市販の教科書を使い始める学生が増える印象があります。

A2に関しては、こら!って感じですね(笑)

3年生以降も半数規定は依然として存在しますので、ほどほどに。。

さて、次回は4~6年生の勉強事情についてです!お楽しみに!

医学生の平凡な日常 ~Part 1 スケジュール編②~

こんにちは!ラパスです。

 

前回はこちら↓↓↓の記事をお届けしました。

pont.hatenablog.jp

 

 

Part 1後編となる今回は、6年間の医学生生活も後半戦となる4~6年生のスケジュールについてご紹介します!

さっそく見ていきましょう!

 

4年生 ~プロジェクトセメスターは人生最後の夏休み?~

4年生は前半の2ヶ月ほどを3年生同様に過ごしたのち、「プロジェクトセメスター(通称:プロセメ)」という半年ほどの自由選択学習期間に入ります。

3年生の後半ごろ(人によっては2年生の段階)から、学生はプロセメに向けて研究室の見学を行います。

学年内での話し合いの結果、各学生は研究室を必ず1つ選び、それぞれプロセメ期間を過ごすことになります。

 

研究の内容や通う頻度が人によって余りにバリエーションがあるので、一般的なスケジュールをお示しするのはちょっと諦めたいと思います……。

大ざっぱに研究室を分類するなら、臨床系、基礎系、海外となるでしょうか。

 

医科歯科大には大学病院が附属していますが、大学病院で働く医師は(原則的には)大学の職員でもあります。

大学職員として、学生などに教えるのはもちろん、現在の医学では解決できない問題を解き明かすべく、研究者として働く側面も持ち合わせているんです。

臨床系研究室に通う学生は、そのような臨床研究に立ち会うことになりますが、実際のところ大学病院の医師であり研究者である先生方はだいたい忙しいので、学生がどれくらい実際の研究を体験できるかは研究室によってまちまちなようです。

学生によっては空いた時間で研究以外の様々な活動を行えるので、先輩たちからはよく「プロセメは人生最後の夏休みだから……」などと遠い目をして言われたりすることになるんですね(笑)

 

基礎系研究室は、基礎医学の研究を行っている研究室です。

そもそも基礎医学って何?という方も少なくないのでは無いでしょうか。

ここでいう「基礎」とは「簡単な」という意味ではなく、「臨床も含めた医学全般の土台を支える」という意味になります。

新薬にしても新検査法にしても新術式にしても、性質上はじめから人で実験するという訳にはいかないですし、そもそも臨床に応用するにはほとんど何も科学的に解明されていない分野、というのも医学にはたくさんあります。

基礎系研究室に通う学生はそのような基礎研究を体験し、実際に参加することになります。人によっては2年生頃から興味のある研究室に通い、プロセメ期間に向けて準備を続けてきた人もいます。

 

最後に、医科歯科大では海外のいくつかの大学研究室と提携を行っており、3年生の募集時に希望した学生のうち、成績や語学力などの要素をもって選抜された人はこのプロセメ期間に海外留学を行うことができます。

大まかに全体の2割程度が留学し、留学先はイギリス、オーストラリア、アメリカ、チリ、ガーナなど様々です。

こちらも興味のある人は大学が提供する課外語学プログラムなどに何年も前から参加し、プロセメに向けて準備を行ってきた人が多いです。そのぶん海外ではある程度、留学生活をエンジョイすることも可能なようです。

 

このように人それぞれなプロセメ期間を終えたのち、先述した共通試験、およびその後に控えた病院実習に向けて、数ヶ月間の少人数型授業であるプレクリニカルクラークシップ(通称:PCC)と自習を行う毎日を過ごすことになります。

 

5&6年生 ~スチューデントドクターとして~

共通試験に合格した学生には、「スチューデントドクター」の資格が与えられ、晴れて病棟での実習参加が認められます。

試験には大きく分けて2種類あり、CBTと呼ばれる試験で知識を問われ、OSCEと呼ばれる試験で技術および態度を問われることになっています。

大学からも白衣を与えられ、学生は法律のもとに実習の範囲内で医行為を行うことができるようになります(報酬を得て診療を行うわけではありません)。

普通の大学生ならもう働いている学年ということで、流石にもうただの大学生気分からは少しずつ脱していかないといけないんですね。

 

大まかなスケジュールはこちら!

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全体的に朝が早くなりましたが、2&3年生よりは余裕があるようにも見えますね。

 

学生は週や月などの決まった期間ごとに、循環器、呼吸器、消化器、……などの各診療科を廻ることになります。

スケジュールも診療科によってかなりまちまちで、一日中見学と実習をする日もあれば、朝早くのカンファレンス(症例検討会)に出席したのちは先生の空き時間まで大学内で待機、ということも珍しくないようです。

学生は連絡用のPHSを渡されており、大学内にいる限りはいつでも連絡が取れるようになっています。そのため、空き時間は勉強やカンファレンス等での発表準備、あるいは睡眠に充てている人が多いようです。

 

また、実習先は医科歯科大の附属病院に留まらず、関連する他の市中病院も対象になることがあります。

遠方の場合は寮などが用意されることもあるようで、6年生ともなると平日は東京にいない、ということもあるようです。

 

そんな5&6年生ですが、6年生の末に控えた国家試験を除けばテストに追われる生活とは無縁なので、程よくバイトや部活に精を出している人も少なくありません。

医師は忙しいのが当たり前、という感覚があるので、忙しくても自分の時間はキッチリ確保する習慣があると、就職してからも役に立つのかもしれませんね。

 

一度6年生の先輩に、なぜ研修医になる前にそんなにバイトをする必要があるのか?と訊いてみたところ、卒業旅行でガッツリ海外に行くための資金にしたいからだという答えが帰ってきました……笑

確かに、研修医になってから一人前のエキスパートな医師になるまでの長い期間は、悠長に海外旅行に行ったりするのは難しそうですね。

前もって遊ぶ計画を立てておく、というのは医科歯科大の6年間を過ごしてきた先輩たちに共通するアドバイスなんだと思いました。

 

 

さてさて2回に渡ってお送りしてきた医学生のスケジュール、いかがでしたでしょうか。

ここまで紹介してきたスケジュールは「平凡な日常」であり、個人差はもちろん試験期間や休暇期間では大きく変わることをご承知おきください。

 

今回はここまでとなります。次回はやっぱり避けては通れない~勉強編~となります。お楽しみに!

 

 

 

 

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医学生の平凡な日常 ~Part 1 スケジュール編①~

こんにちは!ラパスです。

 

最近、アルバイトで家庭教師に伺うお宅の方から、「すごく日焼けしたね~、夏休みどこかに遊びに行ったの?」と訊かれました。

ええ、今年はバリにバカンスを……と、残念ながらそういう訳ではなく、東京医科歯科大学の水泳部員である私は、大学の国府台教養キャンパスにある屋外プールでこんがりとなっただけなのでした。

 

東日本の医学部運動部は国公立私立問わず、東日本医科学生総合体育大会(通称:東医体)という医学生のスポーツの祭典に参加します。

規模だけで言うと国民体育大会(国体)、西医体(西日本バージョン)に次ぐ第3位の規模で、1万人を遥かに超える医学生が参加するそうです!

東医体の水泳大会は今週末、盛岡で行われます。私を含めた医科歯科の水泳部員は、東医体に向けて最後の泳ぎ込みに入っているところなんですね~。

 

 

さて、今週から『Pont』ブログは新シリーズに突入します。

題して、「医学生の平凡な日常」。

東医体に限らず、医学生にとっては平凡なできごとも、切り口を変えれば何かおもしろい特徴や傾向が見えてくるかもしれない……?というチャレンジです。

 

Part 1の今回は、医学生の平凡なスケジュールについてご紹介します。

一口にスケジュールといっても学年によって様々だと思うので、前もって様々な学年の方にインタビューをさせてもらいました!

今年で4年生になる私ラパスが、昔のことは振り返りつつ、将来のことは想像を膨らませながらご紹介したいと思います。

 

1年生 ~教養キャンパスで大学生活をエンジョイ~

 医科歯科の1年生は、医学科含む全学生が千葉県市川市にある国府台キャンパスで過ごします。

大学から「教養課程」として位置づけられているこの一年間は、他の理系の大学生と同じように基礎科目を勉強します。

また、専門課程では選択科目が一切存在しないのも医学部の特徴ですが、教養課程の間はいくつかの選択科目を取ることができます。そのため、曜日によっては一限が無かったり、空きコマができたりすることもあります。

 

大まかなスケジュールはこちら!

 

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教養キャンパスは駅から離れたやや辺鄙なところにあるので、通学時間には大きくバラ付きがあり、起床時間は人によってまちまちです。

私はキャンパス内の寮に住んでいたので、8時半に起きても9時の一限には余裕でした(笑)

 

実習は週に一日程度なので、放課後は比較的ゆったり過ごすことができます。

部活は週に数日程度という人が多いでしょうか。

バイトは人それぞれですが、平日に2日やっていたら多い方、という印象があります。

 

たまに課題や試験勉強に追われるときもありますが、6年間の中では落ち着いて過ごすことができる時期になります(1年生の時には知るよしもありませんが……)。

医学科1年生のほとんど全員は、壮絶な受験勉強をくぐり抜けて来ているので、1年間くらいはゆっくり過ごしてもバチは当たりませんよね……きっと。

 

 

2&3年生 ~地獄の基礎医学・怒涛の臨床医学

何だか物々しいタイトルですが……それほど言い過ぎでもないかもしれませんね。

医科歯科の2年生はついに御茶ノ水キャンパスで毎日を過ごすようになります。それは即ち、医学の専門教育がスタートすることを意味しています。

 

日本の多くの医学部では、6年間で学ぶ内容を大まかに教養科目・専門科目・病棟実習に分けることができます。

医科歯科では1年生を丸々教養にあて、2年生~4年生は専門科目、5・6年生は病棟実習を行います。

4年生では後述するプロジェクトセメスター・プレクリニカルクラークシップが大半を占めることになるので、実質2・3年生がいわゆる「医学部の勉強」をしている学年になるわけですね。

 

大まかなスケジュールはこちら!

 

 

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さっきより目に見えてスケジュールが詰まっているのがおわかり頂けるでしょうか。

2年生は主に基礎医学の座学および実習を、3年生は臨床医学を学んでいます。

どちらの学年も概ね毎日9時~16時までが講義・実習ですが、特に2年生で多い実習は授業時間以上に延長することもしばしばあり、アルバイターの学生泣かせです……。

 

試験も1年生とは比べ物にならないくらい難易度が上がります。

詳しくは来週の勉強編をご覧いただきたいですが、部活の前後や通学中、早朝などの空き時間を駆使して勉強に充てている人も少なくありません……。

 

その反面、研究室に通い始めたり、新しい部活やサークルに入ってみたり、バイトを増やしてみたりと、本格的に大学生活をエンジョイし始めるのも2年生以降でしょうか。

もちろん、人によっては上手くセーブして勉強の比重を高めることもあります。

私は研究室とサークルとバイトを増やした結果、2年生の試験は常に薄氷を踏む思いで(ときどき踏み抜いて)いました。何事も程々が一番ですね。

 

3年生からは臨床医学が始まり、実習は大幅に減ります(本格的な臨床医学の実習は実際の患者さんと接することになるので、4年生の末に行われる全大学共通試験に合格する必要があります)。

その代わり、基礎医学以上に覚える内容は増え、なおかつ教科書にも載っていないような最先端の知識までフォローする必要がでてきます。

また、医科歯科ではTBLと呼ばれる、グループで症例などに取り組むタイプの授業を多く取り入れているので、これまでの受験勉強や大学1・2年生までとは勉強のスタイルを変えざるを得なくなる人もいるようです。

御茶ノ水生活にも慣れて時間的余裕も出てくる学年ですが、人によっては2年生よりも苦労することがあるそうですね。

 

 

今回はここまでとなります。次回はスケジュール編②ということで、医学科4~6年生の平凡な日常をお届けします。お楽しみに!

 

 

 

 

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約10分で大学周辺を巡ってみました。Part.4

お久しぶりです、グランマです~。

 

昨晩はなぜか一睡もできませんでした。深夜12時ごろに布団に入り、そのまま4時ごろまでまんじりともせず・・・。羊を数えてもリラックス系の音楽を流しても効果なし。眠りたいのに眠れないというのはなかなかつらいものですね。

皆さんは眠れないとき、どういう風に過ごしていますか?アイディア募集中です!(笑)

 

さてさて、今回は「約10分で大学周辺を巡ってみました。」の第4回目!

↓↓↓1~3回目はこちらからご覧になれます。

 


ルートは前回同様、後半2ルート目! 

東京医科歯科大学 御茶ノ水門 → 神保町ゼビオ気象庁皇居東京駅 丸の内口駅舎ニコライ堂東京医科歯科大学 正門 (約5.3km)

 

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今回は前回の終着点である気象庁を出発し、「皇居~ゴール(東京医科歯科大学正門)」までの道のりをレポートしていきます!

 

気象庁までは3分以内というなかなかの好タイムを記録していましたが、最終結果はどうなるんでしょうか?ドキドキですね!!

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気象庁を颯爽とあとにするふじたくん。次に向かった先は・・・

 

 

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 そう、皇居です!

主に皇居、皇居東御苑北の丸公園から構成されていて、その周囲をお濠が取り囲んでいます。このお濠の外側が皇居外苑です。

そういえば、皇居の住所をご存知ですか?

〒101-0001、東京都千代田区千代田1-1

だそうです。

千代田1番は皇居なんですね!!

・・・だから何だって話ですが。

 

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さて、気になるタイムは・・・

5′23″6‴!

うーん、皇居はとにかく広いので、油断はできませんね。

皇居の自然に癒されたところで、次の目的地に向けて出発です!!

 

次の目的地は、東京駅丸の内口。f:id:pont_tmdu:20180731125036j:plain

 

 丸の内駅舎はいつ見ても綺麗ですね~。

高層ビルの立ち並ぶ大都会のど真ん中で、異彩を放っております。

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強い日差しとスマホの照り返しにも負けず、タイムを確認してみると・・・

タイムは6′40″9。

すぐに次の目的地、ニコライ堂に向かいます!

急げ~!!

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東京駅からニコライ堂まではそこそこ距離があります。

ひたすら北へと自転車を漕ぎ続けるふじたくん。

ビルの群れの間を駆け抜けていきます。

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タイムは12′26″2‴・・・

やはり東京駅~ニコライ堂の距離は甘くなかったようです。

すでに目標の10分を過ぎてしまいましたが、ここからもベストタイム目指して漕ぎまくります!

 

出発前に、スポット紹介を。

ニコライ堂は正式には東京大復活聖堂教会といい、重要文化財に指定されている教会です。レンガ造りの重要文化財は珍しいんだとか。

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(千代田区観光案内

http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/901/Default.aspx )

 

 

さあ、あとはゴールに向かうだけ!

ふじたくん、ラストスパートだ!!

 

 

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さて、この旅の出発点であり終着点、東京医科歯科大学正門に戻って参りました。

気になるタイムは・・・・

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13′40″0‴!

目標を4分近くオーバーしてしまいました。

うーん、悔しい。 

 

しかし、10分+αで無事、予定ルートを回りきることができました!

ふじたくん、お疲れ様!!

 

さて、今月の企画「約10分で大学周辺を巡ってみました。」はいかがだったでしょうか?

たったの10分(+α)あれば、これだけの観光スポットを回れてしまうんです。自転車を本気で漕いで、ですが(笑)

 

もっとお時間のあるときなら、後楽園でショッピングしたり、古本屋街で運命の一冊と出会ったり。皇居外苑をのんびり散歩したりもできるかも!

 

医科歯科周辺で時間を余らせてしまったとき、ぜひこの記事を思い出して足を運んでみてくださいね!

 

ではでは、来月の記事でお会いしましょう。

 

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